我如古地下放送局

沖縄のタイポップDJ。平日リーマン。G-shelterスタッフ毎日我如古(だった)

Goodbye panda!

先週までパンダ乗り”だった”ハイナです。
はい、そうです丸4年所有していたパンダとお別れしました。


んで、思い出とか楽しかったこととかめちゃめちゃ一杯あるけど、当エントリーではしっかりお別れするために奥歯を噛み締めながら覚えている限りの修理歴とその値段を書いておきます。


いいことは何とな〜く覚えていればいいし、修理価格の方がいつか役に立つし、再購入にブレーキをかけつつもちょっと面白いし。

 

Fiat PANDA

さて、私が乗っていたパンダは平成7年のPanda selectaのオートマ車で1980年モデル復刻版ですね。無骨でいいンスよ。

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パンダ最高!

 


4年前に買った当時は11万キロの走行距離で事故歴ナシってことでした。車体価格が28万円で塗装のし直しと車検で合計36万ちょいでした。
元々、車に全然詳しくなくって25歳くらいでやっと免許撮った後にだらだら探してたら、近所の中古車屋で見かけて詳細聞いてその日に予約しました。
「30万円台で外車乗れるなんてヤッピー!ひゅーひゅー!」って気分でした←

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パンダ最高!with 我如古ファンクラブ


乗っていたのは、緑色のキャンバストップで天井が開くタイプ。左ハンドルいかす!っつって納車翌日にぽち山ぽち子さん(仮名)に自慢しながらドライブ誘ったら、キャンバストップの留め具を破壊されてしまって3千円払って修理。そこから2〜3ヶ月のスパンで訪れる修理(費用)地獄が幕をあけたのです!!!!!


パンダの修理歴と価格(乗車期間2010/11〜2014/11)

■ちょっとしたやつ

ワイパーが前にすっ飛ぶ
 →留め具交換で4千円くらい

パワーウィンドウがゆっくり降下して戻らなくなる
 →ワイヤーつけ直しで44千円くらい

ヘッドライトでハイビームしかつかなくなる×2
 →電子系統の交換で20千円くらい(中古部品)

空調ファンが効かなくなる
 →一度直したときに10千円くらいかかったので、2回目からは無視

サビでマフラーが地面に落ちる
 →パーツ交換で50千円ちょい

バッテリー交換
 →fiatの仕様に合うやつがすげー高くて22千円

オイル交換
 →4年分で32千円

クーラーの調整がぶっ壊れる(停車中にクーラーつけるとエンストする)
 →クーラー使わない人間になったフリで無視

ガソリンが減るとエンストしやすくなる
 →残り3ヶ月だから我慢。マメに給油でカバー

助手席の鍵穴がまるっと抜ける
 →見積もったら60千円するとのことでスルーして、拾ったねじカバーをはめて終わり

鍵がかからなくなる(最後の半年は鍵かけてませんでした)
 →上記と同じく60千円だったので運用でカバー


 

■大きいやつ

★ミッションが死んで全交換
  →18万くらい(というか19万)

★車検
 →32万(車検中に、揚々と大好きな目玉焼きパン食いながら通勤中に、黄身がパンからこぼれそうになって「おおっ」とパンをしゃくった直後に壁に激突で代車全壊。ブロック塀は傷がついておらず私も無傷でしたが、代車の修理費で15万くらいかかりました。
他はクーラント入れとかミッション周りのパーツ交換とタイヤ交換などで)


※注意
上の価格は合計しないでください。(計算しても私のローンは減りません!!!)

 

f:id:hainer:20141118203133j:plain車は乗り物です

 

 

という訳で、パンダに乗るのはランニングコストが膨大ことはよくわかりましたが、「楽しいからやめらんないなー」というパンダアディクト状態を断ち切るために、2回目の車検目前となる先週でお別れしてきました。1万5千円で売れました。
今私は職を離れた元同僚から譲り受けたラパンに乗ってます。パンダの次はウサギです。全然楽しくありません。

私の通勤時間を支えていたパンダ時間は楽しいもので、例えば毎朝満員電車で気力を削りながらアレックエンパイア聞いてストレスを紛らしながら我慢している東京勤務のパラレルな俺からすると、パンダ乗って泰安洋行聞きながらふふーんと海岸線を流す生活では天地の開きがあります。
そうです、電車は160円くらいでパンダはハイオクでリッター10kmくらいなんです。

あれ、話がヨレテてしまっている。。。

 

 

 



つまり、車社会な地方で暮らしていると物質としての”車”と"車で過ごす時間"って優先度の高い消費行動になりがちで、自己実現自体も車に託すようにして、ゴツくて良い車買ったり、ナイスなサウンドを出すマフラーにチューンナップしたり、バックウィンドウに「miliyea!」ってステッカーはったり、DVDモニタを運転席助手席後部座席に合計4台取り付けてブートもののDVDをかけたりするって馬鹿にしてたんですけど。いい時間を実現するためだったり、自己の投影をするために車に投資を続けるという意味では、パンダアディクトもヤン車も変わらないなーと思います。

 

 

でもでもでも、車は歌を作らないし拗ねたり笑ったり仕事の機嫌良くなったり落ち込んだりしないので、そこまで入れ込むようなものではありません。

 


それよりなにより、新しいうたを届ける彼らのために私は車をトバして、この週末も那覇の街に出ることにします。

 

 

 



鼻歌響かすあのトンネルを抜けて!